冷凍庫のメモワール

アイスパリパリ委員会

メギド72の9章4節読んだよ

ネタバレ含む感想日記。ヒィヒィなった。

立ち絵がビュンビュン行き来してるの戦場慌ただしくて大好き。
感想日記です。

娯楽の拷問

(ショック受けたことをどうにか飲み込んで自分の考えをまとめようとしている図)

ダゴンとオリエンス

最初から突然ダゴンちゃんとオリエンスがめちゃめちゃになっててダメージめちゃめちゃ食らった。

『私の質問に答えたときは、僅かな間だが不快信号が途絶えるように調整してある
たとえ一瞬だろうと、脳はその状態になりたいという欲求には逆らえない』

のところ4節の中でダントツショック受け過ぎて尋常じゃないぐらいショックだったんだけど、なんというか、あれだけ強いメギドが思考の伴わない電気信号に従うだけの生命になったの本当に嫌過ぎて、嫌になっちゃったよ。

小物の命乞いは大好きだけど大物の命乞いは本当に苦手なんだけどそれに近い感覚浴びた。

拷問内容が内容だから別に「情報を吐くなんて恥知らず!」って話ではないことだけわかってほしいんだけど……なんというか……前回出てきた時すごい頼もしかったからショックで……。前回からの落差で叩きつけるためにここまで描写せず突然拷問事後出したんだろうなみたいなあれはある。

ヤダーーーッッ……。

でも後から偽局長がめちゃめちゃメギドに対して100%悪意憎悪でやってたっていうの考えると、そんな人が言う仲間の戦いぶりを鵜吞みにする必要はなかったか……って気がしてきた。敵から仲間の戦いぶりを馬鹿にされることほど嫌な事もないよ。煽られちゃったな。

 

寄生幻獣取り除いたら召喚出来るぐらいには精神が乱れてなかったのはめちゃめちゃすごいな……。流石というか……それは良かったというか……。

ただ『「変化は不可逆」』を前提としてないとだめなレベルの描写の仕方だろとは思ってたから、このあと元に戻りそうなことを匂わされた時点で喜びと困惑で混乱しちゃった。

この描写のやり口って「もう戻ってこないあの人」構図でしか通用しないと思い込んでた。その構図は好きなんだけど、もう戻ってこないレベルまでぐちゃぐちゃにされた人が通常状態まで戻ってくるかもしれないと考えると妙に緊張してしまう。

あと全然関係ないけど寄生幻獣がパン食べ残してんの無性に腹が立っちゃった。好き嫌いしないで。

最後ヘロヘロ〜って感じで終わってたけど正直今回の間でアフターケア(私に対しても……)してくれないと次の更新までどうやってダゴンちゃんに接していいのかわかんないよ〜!!!になった。私はヴェルドレのときもちょっと気まずかったよ。大丈夫なんだろうかあれ。

イポスとバラムとブネ

ダゴンちゃんとオリエンスでショック受け過ぎたせいでイポス攫われたあと一回読むのやめちゃった……。

音もなくバレずに人攫うプロ、プロ過ぎるんだけどどうやってやったんだろう。

バラムは悪態ついてたしブネも負けた後すごい精神力で覚醒してたし、やった拷問内容について言及はあっても拷問の様子はそこまで語られなかったからダゴンちゃんの時よりはショック受けなかったんだけど、生きたまま内臓くっつけられるのを転生した状態でやるのよくよく考えると本当にキツい〜になるな。

バラムの殺偽発言聞いたときめちゃめちゃ嬉しさで本当良かった、いや良くないんだけど良かった。

 

ダゴンちゃんとオリエンスのとき、てっきり今後リジェネレイトで治すパターンかと思ってたから「リジェネレイトしてないからこんなことまでされちゃうんだ……!次の更新までに全員リジェネレイト済みになれ……!」って嘆いてたのにイポスもブネもリジェネレイト済みがこの状態で「関係なかった!救い無し!」になった。よく考えたら変化する要因何もないんだからこんなところでリジェネレイト出来ないよ。希望的観測が過ぎちゃった……。もっと仲間の魂の強度を信じようと思います……。

偽物の局長とドラギナッツオ

拷問が娯楽だって言ってたところの偽局長の話聞いてるとき「えっ一次創作やりなよ!!絶対向いてる!!」になった。

『生命それ自体が望むように、思いどおりに生きられないという環境を私は作り出しているのだ』とか創作適正高すぎない!?って感動してたんだけど……。
イムリミット的にそんなのんびりしてられなかったし本当に拷問という「創造的」な行為でしか救われなかったかも……って気がしてきた。

まあ刹那的な気晴らし娯楽にしかならなかったしあの時間で救われてたかどうかはわからないけど。拷問を創造行為として認めるつもりもないけど……。でもわかる、悲しい。

アンチャーターバレ後の聞いてからだと拷問があそこまできつくなるのもあぁ~……って感じなんだよな……。存在していること自体が拷問っていう、この気持ちを身をもって理解しろっていう。許容はしないけど納得と理解はした。悲しい。

「私こそ私でありたかった」『合理性などという不愉快な代物はゲートから放り出して虚無の中へ捨ててしまえ』を噛み締めてる。

いややっぱその怒りってめちゃめちゃ創作向いてるから他人のこと直接害さないような創作活動をしてほしかった(?)

あと『うるさい、ニャーニャー文句を言うな!』のところ、今まで散々えぐめの拷問しといてそのゆるゆるギャグ路線みたいな台詞は無理でしょってちょっと笑っちゃった。

 

ロクス、今までが時間もないし世界も狭い状態だったわけだからヴァイガルド来てからの様子見てるとやっぱ生きててほしかったな感あるけどもう終わりだし、なんかやっぱ4節ってドラギナッツオの一人勝ちだし勝ち逃げじゃないの?

虚無男が一人満足して終わったの、なんだか喜ばしい気持ちと勝ち逃げ許せねぇ……の気持ちでごっちゃになっちゃった。

ドラギナッツオが『「個」というものがない』って話してた時完全にドラギナッツオのこと好きになっちゃったんだけど、なんか無力感みたいなものも滲んでたから、ドラギナッツオが偽局長をさらってゲートまで行っちゃったところでなんかめちゃめちゃ感極まっちゃったんだよな。

『「メギド」などという存在自体、いてもいなくても…』『命にも理由などない…』
『所詮、私は道具にすぎん』
ってこの二人なんか近いところあったからなんか良かった。

ドラギナッツオの最後の仕事として自我として願いとしてなんか……。本当に良かったね……!という気持ちになっちゃって。

アンチャーターとドラギナッツオのこと好き、まあ虚無男ドラギナッツオの勝ち逃げ本当に許せないけど……。ゆ、許せない、自分の役割を終えたみたいな顔して自分のタイミングで最期を迎えて許せないししぶと過ぎ……。

 

乾くことなき血の荒野

 

正義とは…

…戦うことと見つけたり!

 

プルソンがメインで進んでるときもロボットアニメ感出てたけどやっぱりジャスティスフォーーーース!!!!!!(背後で爆発)

流れ来た。

 

4節もプルソン、大盾にこの戦争の証を刻むところといい友軍連れてくるところといい本当に良かった。

戦場のメギドたちを鼓舞してるの大好き。俺たちの戦い熱くて好き。考え続けることに意味を見つけたプルソンが証残すの好き、良かった……。名乗り上げながら戦場を駆け抜けるの本当に良すぎで嬉しくなってしまう。やっぱりジャスティフォーーーース!!!!!!になってしまう、熱すぎ。

 

プルソンの変化本当にめちゃめちゃ良かったし9章間違いなく主人公のうちのひとりなわけだしアムドゥスキアスと同じ感情を共有出来る二人だったね……。

 

戦争してたメギドへのインタビュー興味深かった。『ヴィータ体で戦争してる』『ゆっくりと滅び、緩やかに死す』『メギド体は俺たちの「本来の姿だ」 それを取り戻すのは新しい時代、新しい世界の話なんだよ』のところとかそれ聞くと確かにこのままじゃ……という危機感ある。

『停滞したまま虚ろな気分でただ命を消費するなんて、誰もしたくないだろ』の台詞、あ~~…になった。

フルーレティの記者活動これからも楽しみだな……ヴァイガルドに置いてきた締め切りが不安だが。

 

懲罰局の局長とドラギナッツオがあんな感じなのに部下がみんなオラオラ戦争のた打ち回れ血気盛んメギドなのめちゃくちゃ笑っちゃったんだけどアラストールを出されるとそうでしたね……になってしまう。
でもアラストールも仕事に真面目だし懲罰局って仕事人気質のメギドが合うんだろう、割とみんな真面目そう。

 

戦場の声のところ良かったしオーシェがめちゃめちゃ良かったな戦争好きのイレーザー。自分がやってきたことを理解してるの大好き。
「無視できない存在になることこそが関係性」、ここで出てくるのドラギナッツオとブネのところのおさらいって感じでちょっと良い。

 

フォトンドリヴン」が語り継がれたの大好き。メギドやヴィータそれぞれが語り部になってソロモン王の話がどんどん私が知ってるゲームスタイルの話になるの好き。

メフィストがあちこちでメギドたち煽って活気出てるの良かった。

 

ランタンと船と光の話

ブネ、タフ過ぎて本当にびっくりしたけど「みんな連れてってやる」になったのやっぱ何度考えてもタフ過ぎ……!ってびっくりしてしまう。タフ過ぎ……!

魂の話、嬉しい。「肉体は光へ進む船であり姿や大きさは問題じゃない」てされたの自戒のために噛み締めていこうかな……と思うけど、けど変化と魂の変質はまた別物だからやっぱ割り切れないかも!!!割り切りたい~!!
ランタン、絶対手放さないでくれよな……!!!
この例えでのソロモンの立ち位置好き過ぎる。
今回拷問受けてたメギドら、ランタンを手放さなかったってことだもんな。良かった。

そういえば私は魂の変質に対しての拒否感がバリバリあるんだけど、どれを変質変容としてどれを変化と捉えるのか今後出来るだけ自分を制御しないといけないな……。

ランタンの形が変わった場合は変化と捉えるべき?ビルドバロックって何~!!幻獣とメギドとヴィータって何~!あとハルマも何?元気かな。

メギドとしての誇りに過去の光にしがみ付く衰えた停滞思想がこびりついてるせいで気が重い……。ルシファーの夢を辿った後のアスモデウスの話で出来るだけ自戒したつもりだったけど気が重い……。

他者も環境であり環境は変化するもの……はい……。

 

何はともあれ一番最初の仲間を失わなくてよかったは本当にそう!!ウェパルの時もそうだけどプレイヤーからしても思い入れがめちゃめちゃありますからね……。

 

サタナキアが参謀バリバリやっててめちゃめちゃ頼りになった。めちゃめちゃサタナキアサタナキア言われてたけど私は代替案思いつかないから本当助かった。

 

懲罰局潜入、突入

オレイの変装めちゃめちゃ笑っちゃったしアモンくんがめちゃめちゃ頑張ってて笑っちゃった。勘弁してくれよ!
9章のMVPアモンくんだけどずっと大変そう。いつもありがとう。

アモンくん本当に単独行動頼りになり過ぎるしダゴンがどうなってるか知った見張りメギドから聞かされた後の対応も好き過ぎる。いつもありがとう。

敵に誘導されてることを懲罰局のメギドから聞かされた後の対応も好き過ぎる。いつもありがとう。

 

オレイが演じる局長の『それでもこの懲罰局を守る誇りあるメギドか! ええ?』『忘れるなよ、私は貴様なんかいつでも追放できるんだからな!』好き過ぎ。

『きゃっぴるーん♪ アタシ、ルシファー!』好き過ぎ。

オレイ演じる局長に俺妹表紙構図を感じる、ちょっとだけ。

オレイ、研究のためにプロメテウスと組んでアイドルを目指したらどうでしょうか。

『もういっそ幻獣にでもなったら?』のとこオレイが幻獣になる流れだと勘違いしたままだったからサボり猫をオレイだと思って相槌打っちゃったんですけど。
あっオレイってば幻獣と意思疎通できてんじゃーん!て思ってたら突然横からオレイが出てきてえっじゃあこの猫誰なんですか?(治療猫)になった。

オレイはヴィータ体にしか変身しなくない?い、いや戦闘画面で見る猫意外と大きいからもしかしたら着ぐるみみたいなノリで行けるもんかと…………。

カルコス本当に頼りになるから大好き優秀可愛い。
 
破滅蹴り(ソロモン・ラム)、ウェパルとモラクスのサポートチェイン良かった。
 
ラストバトルが『私が倒すべき、真の敵だ!!』で始まるのすごいワクワクする、ゲームの戦闘前ムービー感あるよね。ここコンシューマーゲームでやりたい。

 

ヴァイガルドの様子

バルバトスが考えた言い訳をフォカロルが言わされてるとこ、「この目で見ましたから」でめちゃめちゃ笑っちゃった。立ち絵が立ち絵だからあれ全部平然と言ってたんだろうなみたいな感じ面白かった。

グシオン大変過ぎる。学校とかで話題になってほしいけど。あとアルバート本当に好き。

 

サタナキアデカラビアフォラスオロバスが話し合ってたところ良かった。

肉体を得てるということは倒せるのでは?と、洗脳されたメギドに対して支配力が弱まるのでは?っていうのなんかこの先楽しみになった。どの程度まで弱められるのか。エウリノームは近そうだけどベルゼブフはどの程度まで……。

 

リストに書けなかったモラクスとウェパルがヴァイガルドからソロモン呼んでるのめちゃめちゃ可愛かったな。

 

メギド個別感想

ドラギナッツオ

ドラギナッツオとブネの関係めちゃめちゃ良かった。

一方的にぶつけられてた側ではあったけど「懲罰局に恨みがあるはずだからいつか来るだろう」って思われるぐらいにはブネのことは不快な相手としてドラギナッツオの記憶に残ってたのも良かった。

回想での邂逅の時、孵ったばかりの雛鳥だ……!って思ったんだけど、別に世話するわけでもなく『…私を「倒せた」ら、教えてやってもいい』で戦う関係になったの良すぎだし、育ててるつもりはなかったと思うけどこれはこれとして見せて盗ませるタイプの新人育成を感じる。ブネがタフ過ぎたから出来たことだよ。

この世界の一部としてやるべきことをやってたのに他者の世界に勝手にはめ込まれたことに対してめちゃめちゃ怒ってるの好き過ぎだしここすごい、味がした、なんというかめちゃくちゃ、味を感じる。良すぎ、好きだ。

あ~「親子」ね、ビルドバロック的だねえ……不愉快に思ってた相手とそういう関係に当てはめられるのはこれまた不愉快であろうと思いますがそれはそれで感じるものがあるな。
しかしそれならなおさらブネに『うぬぼれんな オマエはもう関係ねぇ』って言われたの良すぎる。

「他者もまた環境」をブネに言われて自覚して「負けるわけにはいかない」になったのもここ二人本当に良かった。

 

ドラギナッツオが戦場で「ゴミどもっ!」で二回繰り返したりするの大好き。めちゃめちゃ怒ってんじゃん。ドラギナッツオが怒っているとき、なんか怒ってるときは虚無じゃないし怒りで行動してるとき大好き。

メギド72がこの戦に意味を求めてる中「意味なんか無い」で昔から思考放棄してたドラギナッツオのこと、相対的に美味しく感じる。大好き。

なおさら勝ち逃げ許せねえ~……!

 

エウリノーム

『たとえ俺が存在していなくても、連中が個を確立していくことに苛立ちを覚える』『俺の存在感を示したい』がめちゃめちゃ良かったし、最終的にはおとーさんになってるの怖すぎて怖かったな。

プルソンに戦場で会っちゃって「どうしよう…」になってるの何なんだよも~~~!になった。

リヴァイアサンに感謝した後倒そうとするの怖~~~になったし大体エウリノームが喋ってると何!!?怖い!何なの!!?になるけど本人が一番何なんだろうになってるんだろうな、いや何……。

いやそれはそれとして異世界に住む知らない女の子はあなたと無関係ですよ!!!

 

リヴァイアサン

リヴァイアサン好き過ぎ……が加速していく。ルシファーの夢をたどってからだと本当に好き過ぎ好き過ぎになってしまう大好き……。

アスモデウスの戦いを「一人の戦い」って言って『そういう未来をなにも背負わずただ暴力をまき散らすのが戦争だなんて、あたしは思わない』のところ大好き。昔どうなったかを知ってるからこその今の変化を得たアスモデウスへの信頼めちゃめちゃ好き過ぎて本当に好き。

懲罰局にメギド体で突っ込んでくの大好き過ぎるし寄り道してる場合じゃない!!こっちは戦争してんだ!!!にそうだそうだ!!って高揚したね。豪快過ぎる、好き。

 

アスモデウス

アスモデウスのこと好き過ぎて好きだけどやっぱアスモデウス最高~!!!になってしまう。

闘った複製アスモデウスの数盛ったところも大好き。

アスモデウスが一人で戦おうとしなくなったところ本当に強さに繋がるんだけどアスモデウス自体は変わらないままというか、変化はあったけどアスモデウスとして揺らがないまま強さだけ得て最強になってきた。

『そもそも個として未熟だからリジェネレイトなどするのだっ!』『自分の変化に期待するなど、今のままでは通用しないという敗北宣言も同然ではないか』が好き過ぎてあぁ~~~~!好き!!それそれそれ!!メギドの誇り!!!!!になったけどいつかくるアスモデウスのリジェネレイトでどうなるのかも楽しみだな。
変わることは今の自分を軽んじることじゃないのかもよ。

サラダ同盟好き過ぎるから食べたい。

 

 

 

これは偽物とオレイ。

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ルシファーをアジトに置いたら予想以上に大きくてびっくりした。

いや~ヒィヒィになりましたが……議会かあ……。
メギドラルのソロモンのことも気になるしまた会いたいから次の更新が楽しみだね。

 

『さぁ、レジェ・クシオへ向かうのだ では、議会で!』
↑この台詞すごいワクワクする。