冷凍庫のメモワール

アイスパリパリ委員会

ダメージリカバリー日記

言語化と整理をニュアンスのみで強硬突破する日記。好きなものが点在的に存在しているすぐ隣に嫌いなものがいる。あるいは偏食家。

 

鬱漫画を読むと普通に鬱になる程度に耐性がないんだけど、読んでる最中は気付かないので読み終わった後にこれそういう漫画じゃん……になる。なった。
読んでる最中に気付かないというよりは、大体が漫画として面白いからある程度感覚が鈍麻させられてて読み終わった後に一気にキツくなってしまう。
漫画として好みだし面白かったけどもう二度と見たくないし思い出したくもない、みたいな……。

よく考えたら鬱漫画じゃなくて優しい物語とかでもわりとある、脳で面白いと思い心で遅効性のダメージを受けている。
弱点が多すぎるし修復には時間がかかる……。

優しい漫画にも、優しい〜ってぽかぽかになるものと、ただひたすらキツくなるものがあるのずっと謎で判断が難しいよ〜。年間でそんなに漫画を読んでいるわけでもないから、その中で出会うとダメージが大きい。
自意識過剰すぎるんだけど、「この漫画のターゲット層に自分が含まれている」と認識してキツくなるとかもある。
漫画が勝手に話しかけてくるなよ……になる(話しかけてないよ)。

優しい物語にしてもキツい物語にしても、勝手に話しかけてきて背中をさすってくるとか、ずっと隣で立ってるとか、あるいは真上からずっと肩とかこめかみを殴打してくるような距離感の漫画というか……上手く言えないけど、あるんだよなって……。

優しさもショーケースにしまってほしい。
ガラス一枚隔てて眺めるぐらいの距離感が好きなのに、カウンター席で出されたケーキを食べている距離感を感じるときある。
カウンター席でケーキ食べたことないけど。

というか基本全部ショーケースにしまってほしいかも!
たくさんケーキが並んでるのを眺めるのは好きだけど、ショーケースから出てくると急にケーキが実在してしまうというか……。
ケーキと私の空間が存在するとき、ケーキを眺めるのとは違う緊張感が存在するというか……。
ケーキと同じ空間に自分が存在していることが不都合というか……。

 

例え話が下手なのにいつも下手な例え話を使ってるな……。
なんか言語化が下手だから話を明確にすると取りこぼして全然違うことになるからなんだけど、今言ってることも本当は何も正しくないのかもしれない……。難しい。