ネタバレはない。「ここが好きだから好きな映画」みたいな記事。
ネタバレは無いけどどういうシーンがあるかも知りたくなければ目次の映画タイトルだけ見て帰ってください(不親切なブログ)。
以前観た映画で系統的に似たような舌触りの映画を集めた。
1行雑あらすじがあるけど雑です。
- 『ナイトメア・アリー』
- 『アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち』
- 『アントラーズ』
- 『シライサン』
- 『フェイシズ』(2011年)
- 『見えない目撃者』(日本でのリメイク版)
- 『私はゴースト』
- 『ブラック・ボックス』
『ナイトメア・アリー』
カーニバルで読心術を学んだ男の話です。
大好き!
罪を重ね続ける男が見られるし、身なりの良い男が取り乱して逃走するのも見られる。
夜のメリーゴーランドのシーンもある!
何よりラストが綺麗で大好き。
『アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち』
実習で精神病棟を訪れた医学生の話です。
大好き!
嘘、初見時は終盤に近付くまで何もかもにストレスを感じてた。
最後まで観るとそのストレスが働くから良い作品だったなって思う。
一番違和感を強く感じてた部分が説明されたので安心して大好きになっちゃった……。
でも二度目を観るには体力がいるのでそれ以来観てない。
『アントラーズ』
虐待の疑いのある少年を気にかけていたら町で起きている事件と繋がる話です。
怪物のビジュアルが最高! 透け感がトレンド!
教師の姉と警官の弟が事件を知り怪物と対峙する感じにクトゥルフTRPG感を感じたり、ラストの感じも好き。
『シライサン』
目を逸らすと眼球を破裂させて来る怪異、その都市伝説を追う話です。
発現モーション持ち怪異って最高~~~!!かっこいい!
でも避けようがない設定で絶対会いたくないしかなり怖い。
焼き魚のシーン大好き。ラストの選択が大好き。
『フェイシズ』(2011年)
連続殺人の犯行現場を目撃した女性が相貌失認になってしまう話です。
演出のせいもあって観てる私も1mmも顔が分からなくて面白かった。
殺人鬼も怖いけど相貌失認になったことで起こるすれ違いがきつい。
「もっと恋人と対話して!」「なぜ今そんなことを!?」ってツッコミどころが結構あるけど楽しかった。
『見えない目撃者』(日本でのリメイク版)
目の見えない元警察官が、誘拐現場に居合わせたことで事件を追う話です。
観てる側には見えてるからこその緊張感みたいなものが面白かった。
見えてない主観の映像も面白かった。犬が出てるのでハラハラする。
最初の事故シーンでの「高校生にもなって運転手にそんなこと頼むか……?」を終盤まで引きずってたけど犯人との対峙シーンが良かったから満足した。
『私はゴースト』
自分が死んだことを知った幽霊が霊媒師と対話しながら成仏しようとする話です。
成仏のために霊媒師と一緒に自分の人生と向き合っていくような話で好き。
あとやっぱり全力疾走してくる裸の人間って怖い!
ラストが大好き。死への解釈一致。
『ブラック・ボックス』
交通事故で記憶を失った男性が最新医療の力で自分の記憶を取り戻そうとする話です。
最新医療っていうか催眠療法? とにかく大好き!
自分の失った記憶と対峙していく物語って大好き……それに出てくるホラー要素が好きなタイプで最高。
ラストも大好き。でもやっぱり治療中の悪夢のような体験を繰り返していくところが一番大好き。
今回ホラーとかサスペンスっぽいの名前出したけど、ホラーとかサスペンスはジャンルとしては好きな自覚はあまり無いです。
何故か好きなシチュが異様に多いだけです。
系統が外れるから今回は載せなかったけど『リンカーン/秘密の書』とか『サプライズ』とか『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』とかも好き。
あと『スイス・アーミー・マン』は途中から画面見えなくなるぐらい泣いて最後までずっと泣いてた映画なのですが、何せ上映前に話題になってた通りの奇妙な映画なので名前を出しづらい。観る人も選ぶし刺さらない人には1mmも刺さらず刺さっても刺さり方がまちまちな気がして人前で名前を出しにくい謎の映画。
あと最近ようやく自覚し始めたけど私の趣味嗜好の基盤はほぼハリー・ポッターシリーズで作られてるらしいです。
ファンタジーとSFが好きなのにホラーとサスペンスに好きなシチュが多いのそのせいだと思う。
ファンタジー児童文学はすべてをカバーしてくる。
ハリー・ポッターやらナルニア国物語やらライラの冒険やらの児童文学で趣味嗜好が滅茶苦茶。
ファンタジー児童文学は全部滅茶苦茶にしてくる。